50th Anniversary

「しあわせのカルテ」

サンドアート:Kohei

数字で見る新環境設計の実績

50年で手がけた施設の数
1060
顧客分類
用途別物件数
地域別物件数

心理的価値と機能的価値を
両立してきた
新環境設計50年の実績

Age01
1970
老齢人口7.1%(高齢化社会)
1973
第一次オイルショック
1979
第二次オイルショック
1970
心身障害者対策基本法施行
1971
社会福祉施設緊急整備
五ヵ年計画策定

福祉元年と謳われた黎明期に

設計の分野に福祉施設というジャンルが確立していなかった時代。
他の設計者が手がけなかった「新たな提案」をはじめた。

1970

医師会館・准看護師の養成施設

看護師不足の時代に医師会が准看護師養成施設を運営。当時、医師会館の多くに准看護師学校が併設された。当社の医療系施設設計の原点。

1974

障がい者施設コロニー

生活の権利だけではなく、働く権利、働く場所を求めた障がい者の授産施設。当社の障がい者福祉施設設計の原点。

診療所・病院

医師会館での経験や医師会幹部との出会いから、多数の診療所を手がけることとなる。当時は医師会の先導により医師不足の地域に病院や診療所が建設された。

1975

「日本で一番大切にしたい会社」

民間企業が障がい者を雇用し働く場を提供した工場。続いて、1981年美唄工場設計。

1978

臨床眼科研究所/附属病院

日本初のレイシック治療(白内障手術)を行い注目された病院。

1981

群馬県初の人間ドック

「健康診断」という意識がなかった時代に、群馬県で初めて人間ドックを行った外科医院。

Age02
1981
新耐震基準施行(建築基準法)
1983
老人保健法施行
1987
精神保健法公布
1989
ゴールドプラン策定

「収容」から「生活」の場として
新たな福祉施設の提案へ

福祉施設の「量」が増え続ける中、それまではあまり重視されていなかった
「質」の向上も求められるようになり福祉施設は「収容の場」から「生活の場」へ。

1982

はじめての高齢者施設

社会の高齢化が始まる前の時代。高齢者施設は養老院と呼ばれ、社会的認知度が低い時代であった。当社の高齢者福祉施設設計の原点。

1983

高齢者、障がい者の複合型施設

高齢者・身体障がい者・知的障がい者が利用する複合型合築施設が増えてきた。

1984

はじめての保育所

少子化がまだ問題視されていない時代であった。当社の保育関連施設設計の原点。

1987

発達障がい者施設

発達障がい者への理解がない時代にさきがけとなった施設。

スプリンクラー改修

松寿園の火災(1987)から消防法が改正され、既存の福祉施設にスプリンクラー設備の設置が義務付けられる。入居者が生活する中で改修工事は困難を極めたが、数多くの工事を経験することになる。

1988

広島事務所

1984年広島事業所開設。広島事務所初の養護老人ホーム。環境整備事業一環として老朽建替を行った。

公立の老人ホーム

荒川区立特別養護老人ホームの設計プロポーザルに参加。これを機に台東区、大田区、荒川区、渋谷区など多くの公立施設を手がけることとなる。

19891991

高齢者施設の多様化 ~新制度ケアハウス、老人保健施設~

多様化する高齢者施設ができた。

Age03
1990
バブル崩壊
1994
老齢人口14%超(高齢社会)
1995
阪神・淡路大震災
1993
「心身障害者対策基本法」を
「障害者基本法」に改正
1994
エンゼルプラン策定
新ゴールドプラン策定
ハートビル法施行
1995
「精神保健法」を「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に改正
障害者プラン策定
「高齢社会対策基本法」施行
1998
「特定非営利活動促進法」施行
精神薄弱者福祉法から
知的障害者福祉法に名称変更
1999
新エンゼルプラン策定
ゴールドプラン21策定

高齢化社会に向けた
ゴールドプランの始まり

来たる高齢化社会に向けて、国策として高齢者施設の整備が進む。
新設の社会福祉法人が福祉事業へ参入し、施設の多様化とともに「特養新時代」が幕を開けた。

19901992

離島の特別養護老人ホーム

高齢化が進む離島に、天水槽・防災倉庫・火山弾対策など防災拠点としての機能を併せ持つはじめての施設。(大島、新島、三宅島)

1993

認知症高齢者専門病院

老人性痴呆疾患治療病棟・療養病棟を持つ医療系の高齢者施設。

1994

福祉人材育成施設の
設立支援

全国社会福祉協議会が運営する福祉の人材育成施設。

1995

新設社会福祉法人

他業種から福祉事業への参入が増加。社会福祉法人の新規立ち上げを支援。

1995

阪神・淡路大震災。建築物の安全性が改めて問われる

既存施設の耐震診断や耐震改修。

1996

歴史ある施設の老朽化

老朽化に伴う建替。

1998

自社設計施設の老朽化

創業時に手がけた施設の建替。

Age04
2004
新潟県中越地震発生
2007
老齢人口21%超(超高齢社会)
2000
介護保険制度施行
児童虐待防止法公布
2002
新障害者プラン策定
2003
「少子化社会対策基本法」公布
2004
発達障害者支援法公布
2005
「障害者雇用促進法」改正
「介護保険法」改正
「障害者自立支援法」公布
「高齢者虐待防止法」公布
2006
認定こども園設置法公布
バリアフリー新法施行
2007
老人福祉法改正
2008
後期高齢者医療制度開始

民間企業の参入が進み、
利用者が施設を選ぶ時代へ

介護保険法や障害者自立支援法などのスタートにより、行政が施設を選んでいた「措置入所」から、入居者自身(もしくはその家族)が施設を選ぶ「契約入所」に変わる。これによって、福祉施設は利用者から選ばれる存在となるため、さらに質の向上を求められるようになった。

2002

社会福祉構造改革。
民間企業が
シルバー産業に参入

介護付き有料老人ホーム、グループホームの増加。

200120032006

物理的・社会的な老朽化を
迎えた施設の再生

物理的な老朽化と、制度変更に伴い間取り変更が必要になるなど「社会的な老朽化」を迎えた施設を建て替えるニーズが増加。

2008

個室ユニット型特養

居室性向上やプライバシー重視、ついの住処として個室ユニット型の特養が主流となってきた。

200920112012

大規模施設、複合施設

大規模施設や高齢者、障がい者、児童の複合型施設。

20092014

スケールメリットを活かした増床計画

新規に建設するのではなく、既存施設を増床することにより、経営的効率化。

Age05
2011
東日本大震災
2011
高齢者の居住の安定確保に
関する法律の改正
2012
障害者虐待防止法公布
障害者総合支援法施行
2015
介護保険法改正
2017
社会福祉法改正

未来への資源となる
福祉施設の延命と再生

過去に建てられた福祉施設の改修や建替ニーズが増加。
地域に寄り添った小規模な施設が増えるなど、福祉施設は「社会資源」としてさらに重要性を増してきている。

2011

防災拠点としての施設

防災拠点としての福祉施設が増加。当社で初となる免震構造を採用した特別養護老人ホーム。

2014

サービス付高齢者向け住宅

バリアフリー対応の賃貸住宅「サービス付き高齢者向け住宅」が各地で建設。

2013201420152017

福祉施設の再生事業(建替)

老朽化に伴う改築事業。

20132015

新設障がい者支援施設

2012年の障害者総合支援法施行により、障がい者施設が増加。

2015

東日本大震災復興事業

老朽化が進んでいた建物は震災により建替を余儀なくされた。

20152016

デザイナーとのコラボ

従来の施設が持つイメージからの脱却を図り、デザイナーとのコラボ。

2016

医療施設

回復期のリハビリ病院。

OTHERS

福祉施設以外の設計

福祉施設以外にも、お客様のつながりで設計した例。